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2018/10/30 Tue 06:53 日記
地震発生から2日目の夜。

相変わらず停電が続く中でこの日の夕食はカレーライス、さらにゆでとうきび等々まさにキャンプのようなメニュー。

でもこんな時だからかなおさらカレーライスって美味しいですよね。

この日も外が明るい時間での夕食で、その後はまたラジオやスマホで停電復旧の情報収集に努める私。

相変わらず今停電の地域がいつ復旧するのか重要な情報をリアルタイムで発信しない北電。

またラジオからは近くの遊戯施設が煌々と派手に看板の照明がついているとの話も聞かれ何とも空しい気持ち。

一方でススキノの風俗店は無料で風呂を提供していると聞き、なんかほっこりしてしまい…

で、娘たちがトランプを始め、そのうち私と嫁さん、さらには私の母も参加。ババ抜きに七並べ、何年ぶりかな七並べなんてやるの。

増して母とトランプなんて40年以上ぶりかもしれませんね。真剣にゲームに勤しむ母の姿に思わずほっこり。

時間は20時半を過ぎ…頼みの綱の苫東厚真発電所2号機の通電開始から2時間を過ぎ…娘からは2時間過ぎて通電しなければ復旧エリアから外れていると思った方がいいとの話もあり、この日の復旧に対してやや諦めムード。

そういえば娘の友人から借りていたバッテリーも底を付き、車で返しにいくことにします。

玄関を出て、ふと遠くのマンションを見ると灯りがついています。あれっ、あそこってこれまで電気点いてなかったよな…

そう思った瞬間、その方向から我が家に向かって道路沿いの街頭や家の灯りがバーッと点灯します。

ひょっとしてと思ったら、家の中から「点いた~ぁ!」と叫び声が上がりました!

時間にして40時間、やはりランタンと違って明るい!そしてテレビがやってる!パソコンも使える!

改めて電気に感謝…そして復旧作業に努めていただいた方々に感謝です。

一方でこの長時間のブラックアウト、原因究明とともに広報の在り方についても改めて考えてほしい。

色々と考えさせられ考えてほしい…不安と感謝と怒りと…これまで経験したことのない2日間は終わりを迎えました。

被災から2か月、自分の身の回りはすっかり普通の生活に戻っていますが、12回に渡って書いてきたのは、忘れることなく今後の教訓にしたい思い…

もうこんな災害は起きませんように…(The End)


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2018/10/22 Mon 06:50 日記
地震発生から33時間以上過ぎた2日目の昼間、いまだ停電が続いています。

この日の昼食はネギや鶏肉を添えた温かいソーメン。なぜかこのソーメンって皆で食べると何とも気持ちを落ち着かせてくれるというか穏やかな気持ちにさせてくれる感じがありますよね。

とは言え、さすがにこの不自由な生活の中、自分の母は少し疲れ気味…このまま今日も停電は治らないのか、周りでは電気来てるのに何でうちは来ないんだろうねと弱音を幾度も繰り返しつつソファなどで横になったりしてます。

母の言う通り自分の家から徒歩で5分くらいの大きな通りを挟んだ向こう側は既に前日から通電済。

そのエリアに住んでいる上の娘の友人から、既に使う必要のない^^;強めのモバイルバッテリーを貸す旨の連絡が来ていましたが、そろそろ乾電池での充電にも限界が見えてきたので借りに行くことに。

午後になってからは札幌市の市電、そして地下鉄と交通機関は復旧していきます。

自分の通勤経路の交通機関も復旧しましたが、会社からはもうこの日は出社しなくてもよいとの連絡が来ています。

北電の各地の発電所は稼働を始め北海道内でも停電率は下がっては来ているようで、ラジオを聞いているとどこどこのエリアでは電気が復旧しましたとの情報が流れています。

ようやく携帯の電波状況も安定する時間があります。そこで確認する北電の停電情報。

はっきり言ってよくわかりません。どこどこ発電所の出力がいくらで何時頃復旧予定…まぁこの状況であればマクロな復旧状況も必要でしょう。

ただ我々が一番知りたいのは自分たちの住んでいる地域がいつ復電するのか?ですよね。

それに対する情報、例えば札幌であれば、札幌市は既に復電済のエリアの1つとしか書かれていない。

100m区画単位ほどにこれだけ細かく、通電/停電のエリアが分かれていて、既に1日半以上過ぎてこれからまた夜を迎えようとしているのに…もちろんエリア単位の詳細な通電計画は出されているのだろうから、それを明らかにすべきで…

しかも情報の更新が遅い…3~4時間単位での更新、しかもその情報は逆に3~4時間前の情報。

現場の人はどれだけ一所懸命復旧作業に奔走しても、情報展開がこれではせっかくの現場の努力が報われない…

ブラックアウト対策は今後も大いに原因調査と対策の実施が急務となりますが、その中にこの情報提供の改善も切にお願いしたい。

そんな中でこの停電状況を大幅に改善できる出力を持つ苫東厚真の2号機が18時半ころに復旧するようで…

それに賭けるしかない。逆にそこから外れると今晩もまた漆黒の闇のまま…期待と不安でまた夜を迎えようとしています。

続きはまた次回。
2018/10/09 Tue 06:45 日記
地震から30時間が経とうとしていました。

相変わらずJRや札幌市内の公共交通機関は動いていません。なのでこの日も私も嫁さんも出社できず、会社からも自宅待機命令が来ています。

上の娘も同じく学校からは休講の知らせが来ていますが、職場実習中の下の娘のみ勤務先から連絡が来ません。

勤務先に連絡しても誰も出ず、始業時間が迫っていることもありとりあえず私がそこまで車で送っていくこととします。

また義母から週末の老人会の旅行会について打ち合わせがあるので家まで送って欲しいとのこと。

何もこんな時に旅行に行かなくても…またこんな時に打ち合わせをしなくても…会長さんがぜひにと言っているようで、まぁ無理に引き留める理由もないので方向が同じこともあり、下の娘と一緒に送ることとします。

前日に比べると信号も大分復旧していますね。ところどころまだ点いていない信号もありますが大きな道路の交差点は大体点いているようです。

それだけ復電も進んでいるということに改めて気付くとともに、未だ復電しない我が家に虚しさを感じます…

さて娘には職場に向かう途中で一報入り今日はお休みとする旨の話があり、そのまま義母を実家まで送ります。

その帰り、途中にあるガソリンスタンドには数100mに渡り給油待ちの車が長蛇の列を成しています。

もちろん仕事で使われている方もいらっしゃるのでしょうが、スマホ等の充電用に車を使っている人もいるのでしょうね。

幸い我が家の車は半分以上まだガソリンが残っていましたし、充電含めて買い物以外で使うつもりもなかったので、これについては特に焦りはなかったですね。

さて帰宅後、10時を過ぎてそろそろこの日の昼食、夕食に向けて調達に赴くこととなりました。

まだ冷蔵庫等には十分2~3日分の在庫はあるのですが、乾電池など生活用品の調達もあり、また近所の大型スーパーは既に復電していることからそれも確認しがてら出掛けることとしました。

既に周りにも復電した家もあってか、昨日のような長蛇の列はなく普段の平日の如くすんなりお店に入ることができました。

そして意外にモノがありますね。さすがに牛乳、バターなどの乳製品、パン等の菓子類、卵などは在庫切れでしたが、野菜、魚、肉と普段の2~3割程度減程度で品揃えもしっかりしており、特に総菜系は充実していました。

この店は全道を中心に店舗展開する「Aグループ」のお店で、翌日はさらに牛乳や卵、納豆・豆腐と言った加工品まで在庫がしっかりしていましたね。

ちなみに翌日同じく訪れた全国の最大手「Aグループ(前述のグループとは別です)」はほぼ品物の在庫はなく、少ない品物を求めて店内に数百メートルの列が出来ていました。

こういう災害時は地元での流通網がしっかりしている地元スーパーの方が強みを発揮するのだなぁと思わされました。

乾電池も単1以外は揃っていて、とりあえずそこそこ食材も買い込んで帰宅。

昼前になってラジオからはJRは快速エアポート、さらに札幌市内の交通網も市電、地下鉄の運転が昼過ぎから開始する見込みとの連絡が入ってきました。

徐々に地震の影響から立ち直りつつ様々なインフラ…しかし我が家の復電に関する情報は一切聞こえて来ません。

ってことで続きはまた次回。

2018/10/06 Sat 10:28 日記
地震発生から19時間が経過した夜10時、相変わらず我が家の停電は続いていて…

で、やることも特にないので既に布団の中へ。ただすぐには眠らず情報収集もかねて耳元にラジオを置いてスイッチを入れます。

あれ?

民放局はいつも通りの放送、即ち在京キー局からネットされた全国放送になってます。

録音の放送はしゃーないにしても生放送でも大半はタレントの馬鹿話がいつも通り流れ、一部の報道番組で軽く地震を取り上げる程度で内容も北電の給電体制の批判でそんなの後でやってくれって感じ。

頼みのNHKも全国ネットで地震は取り上げているもあまりきめ細かい報道はなされていない。

結局、マスメディアは旧態依然で首都圏偏重のプログラムで…首都圏に被害や危険がなければどうでもいい。

東日本大震災の教訓は何だったのか?テレビ以上に震災時にその力を発揮するラジオまでがこれでは情けない。

地方局に取ってそんなにキー局配信の番組が大事なのか。

そういえば地元局の番組主体の朝~夕方の時間帯もキー局配信の番組はいつものように流されていた。

我々が知りたい様々な情報の中に割り込んで、しかも録音放送なので能天気な内容でもあり…

ネットではデマの情報も流れる中、情報源として信頼性の高いマスメディアがこれでは、有事に地方に住む我々は一体何を頼りにすればいいのか?

そんな怒りを感じながらいつの間にか眠りにつく、翌朝は5時には目が覚めてしまいます。まぁこれは地震や停電というよりは年のせいなのでしょうが…(笑)

家族も7時くらいには起きてきて…朝ご飯は簡単なサンドイッチを嫁さんが作ってそれを頂きます。

ってことで2日目が始まりました。

続きはまた次回…
2018/09/29 Sat 10:30 日記
地震発生から15時間ほど経過…空を見ると日も暮れて長い夜が始まります。

この頃になるとラジオからは避難所や給水所の情報とともに、停電の情報が本格的に飛び交っています。

休止していた発電所を復旧させブラックアウトが徐々に解消しだし…岩見沢や芦別、赤平、江別、そして札幌でもあいの里や元町地区などで復電との話…

思ったよりも復旧は早そうだなと思う一方で、この頃から例えば同じ岩見沢市、江別市内でも復電している地域とそうでない地域もあるとの情報も飛び交っています。

正直、まぁ1~2時間程度の誤差は地域によってあるのだろうくらいの気持ちでいた私…いや私だけでなくそう感じていた道民は多かったのではないでしょうか?

そのうち中央区や南区でも石山通界隈を中心に復電してきたとの情報があり、嫁さんの実家エリアでも復電した模様。

しかし近所の方に確認してもらったところ実家付近はまだとのことでちょっと残念。

さらに我が家と同じエリアに棲む娘の友人からは復電したとの情報がSNSで齎されました。我が家からは大きな通りを挟んで歩いて10分ほど。

しかしこの大きな通りが復電の早さのまさに明暗を結果的に分けることになっていました。

ちなみに外に出てみると、家から見える大型スーパーには電気が付いています。こちらも歩いて10分かからぬ距離ですから空から見ると我が家のあるエリアのみぽっかりと暗くなって見えるでしょうね。

逆に空を見てみると本当に綺麗です。人工衛星、流れ星…札幌の空も本当は綺麗なんですね。

21時過ぎになっても結局我が家にも嫁さんの実家にも電気は通じず…どうやら北電の情報だと避難所、病院、その他官公庁等重要施設のある所から優先的に復電させているようで…

それはやむを得ないところですが僅か10分ほどのエリアの違いでこの差は何とも歯痒い。

家の近くの携帯基地局も電源が不安定なのかそれとも輻輳しているのか「圏外」の状態や通信NGの状態が続きます。

この日出社していた会社の同僚からは業務の状況やプライベートなことなどSMSで伝えられました。

ちなみに東区にある彼の家は既に夕方までに復電したとのこと。その一方で東15丁目線の波打ち振り、陥没振りはもの凄いとの話もあり。

テレビやインターネットは見れないのでその話しぶりから想像を巡らせます。

時間は22時過ぎ、灯りを消しつつ我が家の情報収集班である私はラジオに耳を傾けます…が、あれっ、どうなってんの?

続きはまた次回。